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大切なパドドゥ


バレエを踊る上で

舞台で人に観てもらう上で

僕が一番好きなこと、得意なこと

大切に思っていることは何ですか?

と聞かれれば、即答で

 

「パドドゥです」

 

男女二人のペアで踊ることをパドドゥといいます。

 

バレエのお稽古をするときも

一生懸命ソロを練習するときも

人は「個人の技術や器量」を磨きます。

パドドゥは二人で踊らない限り

磨く機会はなかなかありません。

 

一人の踊りを追求していくと

個性の極み、人々を飲み込むほどのオーラ

などにたどり着くと思います。

 

人々はそれを観て憧れたり

とても自分には届かない別次元を感じたり

時に圧巻に感じると思います。

 

それはそれで素晴らしい。

 

けれど、上手すぎるダンサーが二人

パドドゥを踊ったとして

必ずしも素晴らしい調和を生み出すとは

限りません。

時に強すぎるオーラや技量がぶつかって

ぎこちなさまで生じることもあり

まるで噛みつきあっているパートナーを

見たりすると、悲しくなってしまうことも。

 

 

僕は女性をサポートする技術を

とてもよく研究して知っています。

女性の踊りを引き立てる術を

極めています。

 

でもそれ以上に

心も体も共鳴させて

「一緒に踊ること」を

喜びに感じています。

 

相手の動きを読み

相手の気持ち、心の動きを読み

僕も同じ動き、気持ちで応えます。

時に僕の方から動きや気持ちを

導きます。

 

 

お客様は自分では成り得ないもの

手の届かないものを魅せられる

プレッシャーよりも

親近感を覚えるものを

求めているのではないかと

僕は思います。

 

パドドゥを踊ることで

二人はこんなにも理解しあうことができる

こんなにも相手を思いやることができる

そんな「優しさと思いやり」

人々に共感を与えるのだと思います。

 

 

3月26日横浜スタジオでの

パドドゥクラスとプチパフォーマンスでは

技術的なことのみならず

「共に踊ることで感じるもの」を

少しでも実感していただければと願います。

 

 

藤野暢央&富村京子は

これからもジャンジャン

パドドゥを踊っていきます。

 

先日グランクレール青葉台での公演にて

パドドゥを久しぶりに実感してくれた

新しい仲間のブログです。

http://pilatesetoile247.blogspot.com/2019/03/blog-post_23.html

 

グランクレール青葉台の舞台後に

書いた感想に、嬉しいコメントも

いただきました。

グランクレール青葉台