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ママリーナの偉業


昨日より始まりました

「全日本バレエコンクール」にて

ママリーナ富村京子が

アンシェヌマン部門の振付&指導を

務めさせていただきました。

 

毎年8月にメルパルクホールで行われる

バレエ協会主催のこのコンクール。

 

実は僕たちも歴代の受賞者に入っておりまして

京子先生はシニア部門で入賞。

かつては2年に一度「アジアパシフィック

バレエコンクール」として開催されていて

僕は奨学金賞をいただいて

オーストラリアバレエ学校へ留学。

 

このコンクールによって、私たちは

大きく飛躍させていただきました。

 

 

さてさてこの「アンシェヌマン部門」

 

僕もよく憶えておりますが

コンクール開始当日に振付の先生から

参加者へ振り渡しをして、

審査が始まると何百人の参加者が次々と

その「同じ振付」を延々と繰り返し

踊っていき、審査を受けます。

 

審査員の先生方には

なかなかの苦痛だと思いますね…

 

そこでママリーナ富村京子が

振付しました、とっても素敵な

フレッシュなアンシェヌマンですが

 

そりゃあ誰しもが正確な振りを

習得したいので、事細かに

 

京子先生に質問のマシンガンを

浴びせるワケですよ。

 

この腕はこのポジションを通すのか?

この脚はこの向きに出すのか?

などなど…

 

 

間違った振りを踊るワケには

いきませんから、

皆さん「正しいこと」を知りたがります。

 

 

でも僕の大好きなママリーナ京子にとって

 

バレエで一番大切なことは

 

ごくごくシンプルに

 

「上手に、素敵に、踊ること」

 

です。

 

 

とある方が、京子先生に聞きました。

「これは5番ですか1番ですか?」

 

そして京子先生は言っちまいました。

 

 

「どちらでも構いません。

あなたがより上手に、より素敵に見える方を

ご自分で選んでください。」

 

 

ごもっともだ☆

 

 

コンクールって

決められたことを

頑張って

失敗しないように

演じる場ではないのよ。

 

最初の舞台入場の歩き方一つで

 

普段どのようなお稽古をしているか?

どんな夢を抱いてバレエを習っているか?

 

見えてしまうんです。

 

 

何に繋がるかハッキリ分からなくても

 

一回一回、舞台に立つことを

 

心から楽しんで欲しいです。

 

 

ママリーナ素敵。

 

お疲れ様でした!

 

 

〜パパリーナ藤野暢央〜

 

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コメント: 2
  • #1

    めろん (金曜日, 16 8月 2019 10:42)

    感動しました。
    泣いてしまう、でも爽やか☆
    できることを、できることから…

  • #2

    なかじま (金曜日, 16 8月 2019 13:25)

    仕事とかで教える時って、「どちらでも構いません」って
    言っちゃうものますよね(笑)

    コンクールに参加した、若いダンサーさん達にとって、
    京子先生のご返答、すごく新鮮でしたでしょうね!
    参加者皆さんの心に、先生の素敵なお手本と一緒に、残りましたよ。