· 

ココロを育てるバレエの要素


私たちのリハーサル風景をおすそわけ♪

 

バレエを踊る上で、私たちが最も大切にしているものがあります。

『パドドゥ』−男女がペアになって踊ること。

バレエの古典作品では主に、主役のお姫様と王子様が、物語のクライマックスでご披露する踊りが「グラン・パドドゥ」といって、各作品のメインイベントになることが多いです。

 

男女で演じられるパートであるが故に、そこにはやはり愛や憎しみ、喜びや悲しみ様々に、「男女間特有の愛情」のやり取りが存在します。

 

私たちは私生活でも、夫婦、家族として共に暮らしていますが、バレエのパドドゥで一緒に踊る時は、また一味違った「ココロとカラダのやり取り」を、お互いに感じています。

 

技術的に「パドドゥを組んで踊る」というだけでなく、肉体も、精神も。お互いの存在を強く確かめ合うところから始まります。これは「相手を思いやる気持ち」が主なところで、まさに「愛と思いやり」を技術として磨いている感じでもありますね。

 

自分ひとりでお稽古するのも大切だし、カラダを鍛えたりテクニックを磨いたりするのも大切ですけれど、パドドゥをすることで出てくる「相手を大切に扱う絶対的な強さ」や「感情や思考を出すことが最優先」な部分は、なかなか一人ぼっちでは出すことができない「特別な練習法」に当たります。

 

バーベルを持ち上げたり、腕立て伏せを100回やるよりも、パートナーをリフトしている方が、よっぽど早く鍛えられる、育つということになりますね。だってそこには「絶対大事に持ち上げよう」という気持ちがあるから。

 

コロナの影響で、お笑い業界でも「漫才はもうしばらくはできない」というのと同じように、男女が密接に絡んで踊る「パドドゥ」は、しばらく見ることもなかなか叶わないでしょう。とっても残念です。

 

私たちは家族ですから、お互いのフィールド内では安心して一緒に踊ることができます。幸せなことです。

 

コロナの影響で舞台が中止にでもならない限り、私たちは共にパドドゥを踊ってまいりますので、是非観に来てくださいね。

 

9月14日(月)18:45開演「よこはまチャリティーバレエ公演2020」

都筑公会堂