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クララ8月号掲載!


新書館クララの8月号に特集「バレエ☆夏トレ」が掲載されています。

構成&指導は、藤野暢央が行っております。

 

クララと言えば子供ちゃんたち、ジュニア対象のバレエ雑誌でして、最初にこのお話をいただいた時に少々ためらいました。

僕はチャコットの「バレリーナのカラダ講座」でも定評をいただいているように「大人向けのカラダ作り」をいつも話していますし、僕自身、中学生のクラスを担当することもありますが、初めてで慣れないうちはみんなポカーンとした顔で「この先生は一体何を言っているのだろう?」という反応をいただきます。

 

しかし、そんなクラスでも勘のいい子は僕の教えをどんどん吸収して、数回のうちに圧倒的な成長ぶりを見せてきて、あっという間に他の子と差を付けてくることもあります。最近では4、5歳対象の幼児クラスも担当していて、これもまた違った意味で興味深い経験をさせていただいております。

 

さてさて今回のクララで取り上げたテーマは「前鋸筋(脇下のアバラ部)」と「ハムストリングス(ももうら)」というマニアックな部位。はっきり言って、若い子たちが「うわ〜!前鋸筋のこと書いてる!嬉しい〜!」と飛びついてくる訳がないことを、知った上で選んだテーマです。

 

夏休みを利用して鍛えるということなので…最近の若者の夏休みとは、バレエを練習しないのか…?ということはさておき、「遊び半分で鍛えられること」を考えました。

 

前鋸筋も裏ももも、実は「自然遊びの中で」最大に育つもので、思い切り外で遊んで、思い切り球技でボールを投げるだったり、鬼ごっこで必死で走り回るとかしない限りは、若いうちから「全く育たずに放置される」部位でもあります。お家遊びメインで、あまり体を動かさない子供に対しては、真剣に不安を感じるところでもあります。

 

普段のクラスでも「脇下や裏ももを使うこと、感じること」の重要性を話しますが、大人も子供も揃って「なんで?なんの為に?」という顔をしてきます。

 

僕にとって「前鋸筋や裏もも」は「感情を表す筋肉」であり、それが動く人と動かない人とでは、もう踊りの質が全然違うのです。そんなステキな筋肉を使わずに、脇の下やお尻の下でただ「眠らせている」人の方が、僕にとっては「なんで??」という思いなのですが…

 

こんな感じで、これからもダンサーとして、人として。誰しもが「覚醒できる系」のことをお伝えしてまいりたいと思います。

 

次回は「クロワゼ」にて、もう少し大人向けの特集も…

 

その先には「バレエのカラダ作り本」も実現させたいと思います!

 

今後ともどうぞよろしくお願い致します!(藤野)