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動きとして感じる心


「バレエ・ピラティスによるカラダ講座」

by Chacott でもいくつか紹介してきた

「股関節」の仕組みと動きなど。

 

股関節そのものはボールジョイントで

かなり広範囲に自在な動きを見せる

体内でもトップクラスの高性能な関節です。

 

しかも潤滑油がよく効いていて

スルンスルン滑るように動き

クルンクルン向きを変える

自由気ままな生き物のような…

 

元来「動きの良い関節」のはず…です。

 

しかしアンデオールでお尻の方へ

グッと回して固めたり

 

片脚で軸を感じて立つときに

フニャッとしないように固めたり

 

なぜそんなに表面からの力で

「股関節の動きを止めよう」と

するのでしょう?

 

自らの股間の両サイドに

どうしようもなくクルクル回るように

動くタコ焼きサイズの股関節を

 

本気でピタリと止めるには

逆にとてつもない集中力が要ります。

 

そして肝心なのは

どんなに力を込めても

股関節を止め切ることなんて

できっこないのです。

 

ならばじっくり動きを観察して

分かってきたら動きの性質を読んで

股関節が回りたいと思う方に

流すように回してあげればいいのです。

 

それが「感じる」ということ。

 

「動きを感じる」ということが

例えば「回るもの。巡るもの。」

眺めるような気持ちでいることならば

 

 

「心の動き」も同じように

捉えてみてはどうだろう?

 

 

考えや感情に囚われてしまい

そこから抜け出る術がないと感じるのは

動かない丸い岩がズーンと胸の奥に

たたずんでいる感じ。

 

でもその岩を水車のように。

最初は重たくゴゴゴ…と動き始めても

流れに乗ってきたら滑るように

回り続けるものだと

 

胸の中に「スルスル回るもの」

設置してみれば

 

今持ってる感情は、考えは

自然と動いて違う形を作り出す。

 

 

感情も股関節と同じく

 

「そもそも止めることなんてできない」

 

じゃあ動かそう!回そう!

 

 

グランプリエに一回しゃがんで

 

帰ってくる頃には

 

心も空も晴れてるかもね…