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バーレッスンの要注意点


人生をかけて

バレエダンサーを勤めてまいりました。

 

時々、ふと思うことがあります。

 

「何千回舞台に立ってきただろう」

「何千回クラスしただろう」

「何万回プリエとかタンジュとかしただろう」

 

「何千回バーレッスンしただろう?」

 

僕はバレエ専門ですが、

ものを作る技術者なら

「何百万個これ作っただろう?」

といったところでしょう。

 

そして

未だに答えの出ない

大きな疑問があります。

 

「一体なんのために

バーレッスンするのだろう?」

 

安定した軸を作って

片側ずつしっかり練習するため?

 

こけないように?

 

踊って動き回るための強い軸を

早く習得したいのであれば

バーから離れた方がいいし

 

バランスを失う際に

バーという保険を握れる前提であれば

実戦での自信は、逆に失われていく。

 

バーはない方が

より早く自立して踊る力が身につく

と思ってしまうのですが…

 

じゃあ

「バーレッスンがないとバレエじゃない」

「古来よりバレエクラスは

バーレッスンから始まる」

 

この路線で決まりですね。

 

チャコットのカラダ講座で

「バーレッスンの心得」の回があります。

ぜひ読んでみて下さい。

 

 

バレエで高みを目指すならば

ぜひ毎日、バーレッスンを欠かさないように!

 

けれど

少しだけ見つめ直してほしいのですが

「バーの握り方」

「バーと自分との距離」です。

 

親指をたたんで

「カニバサミ状態」の手は

肩に入る変な力の原因です。

 

バーに近いと

「腕を曲げる力」が優先されるので

よりガチガチで伸びの出ない

踊りになるかもしれません。

 

バーの持ち方と立ち位置を

よくよく考えて

 

日々のレッスンに励んで下さい☆